ナノテックシステム®

ナノテックシステム®とは

水や洗浄剤等の資機材をナノレベルでシステム化したもので、それらと理論の融合が「ナノテックシステム®」です。

清掃は化学です。
そこに力学をどう合わせるかで結果が変わります。

床清掃だけではなく、あらゆる建築物の洗浄再生をプロデュース、施工管理、洗浄剤の開発を経て蓄積した化学知識、洗浄技術を駆使することで、最先端、最善のフロアメンテナンス、洗浄再生が可能になります。

蓄積した化学知識、施工技術を生かした最先端技術をご提供、会員間のノウハウ、情報を共有し、学ばない業界体質から抜け出すお手伝いをさせていただきます。

空気や環境を汚す清掃・剥離があるメンテナンスは失敗のメンテナンス。

それを理解し、失敗の原因を追究し、修正しない事が業界最大の問題です。

ナノテックシステム®が技術や資機材を始め、理論や考え方にまで及ぶのは、こういった背景があるからです。

まずは現場の現状について

ナノテックシステム®について知る前に、現在の清掃のあり方に触れておきます。

ダストコントロール(ドライダスター)

ホコリを巻き込み、巻き上げ、モップの毛をばら撒き、最終的に残ったホコリと落ちてきたホコリで汚染皮膜が形成。

バフ掛け

研磨粉塵を巻き上げ、空間・商品・内装・人体を汚染。床はダスター掛けで商品等は拭かない。故に床以外には汚染が残る。

剥離(剥離剤使用の危険性)

定期清掃→ワックス厚塗り→汚れる→異常なPH値の剥離剤で時間と手間を掛ける必要がある。産廃処理の問題も。
剥離剤は人体に悪影響がある。

「手間、時間、コスト」

「それなりの美観」

「仕上がりのクレーム」

「部分手直し」

「顧客・管理者・作業者の時間の増加」

「空間・建物・環境・人体・時間・手間・コスト」
これらに悪影響を及ぼします。

ではこの諸問題をどうやって解決して行くか。

その答えの一つに「ナノテックシステム®」です。

ナノテックシステム®の現場では

ダストコントロール(ウェットダスト)

海外では常識の清掃
開始時のウェットダスター(専用モップ)作業により、ほこりの舞い上げを防ぎ、ホコリの回収率も上がり、空間を汚さない。
結果、綺麗な被膜を形成可能。

バフ掛け(ウェットバフ)

ナノバブル水と専用クリーナーで洗浄、ウェットバフパットによるリンス洗浄で粉塵を巻き上げることがなく、空間を汚さない。

ビルドダウン

洗浄とウェットバフにより既存のワックス層をダウンさせていくので、剥離は一切不要。
時間も手間も削減でき、産廃処理の問題もなし。

「無駄を排除」

「高い美観」

「美観継続」

「顧客満足・感動」

「ローメンテナンスで無駄の削除」

空間・建物・環境・人体に優しく、時間・コストも削減。

美観維持と美観アップも現実。

すべての人に優しいシステム。

つまり……

顧客
現在……

費用対効果の不満。安くするか会社を変える。

今後……

何も変えずに今まで以上の高品質で満足。

管理会社
現在……

顧客が減ると困るため、施工会社へ無理難題を迫る。

今後……

美観継続で作業・人件費など無駄な管理が減り円滑な美観管理を確立でき、他業務に割り当てる時間が増加。

施工会社
現在……

割に合わず無駄な作業のため、作業の意識が低下。

今後……

作業・メンテナンスも容易になり仕上がりも綺麗。付加価値を生み出す余力が生まれる。

すべての人が良さを実感でき、満足度が大きく向上する。
ハイクオリティーな資機材と知識を持った人材でよい環境を!

ナノテックシステム®施工について

今度はナノテックシステム®でどのようなことを行い、どのような効果があるのかをご紹介します。

剥離作業からの開放

ナノテックシステム®での施工において、「剥離作業」という工程はありません。

環境負荷の高い亜鉛架橋不使用でありながら、今までのワックス、コーティングに比べはるかに高い耐久性、高い品質の仕上がりを実現しており、洗浄で光沢を復元することが出来るため、剥離する必要がないのです。

被膜の耐久性

この業界初の高耐久、高品質のワックス、コーティングはH硬度4※を達成しており、通常のワックスのH硬度1程度から大幅に向上。汚れにくく黄変しない上に、光沢の低下も少なく、ヒールマークがつきにくい被膜を形成するのが特徴です。

さらに、ビルドアップした既存の現場にもそのまま施工が可能です。

※H硬度とは、JIS規定の引っかき硬度試験による表面の硬さを表す数値で、数値が大きいほど硬くなります。爪がおよそH硬度2に相当し、H硬度4では爪で傷をつけることが出来ないことを表します。

作業の省力化

ポリッシャーから自動洗浄機へ移行で作業にかかる手間を削減します。

薄くても高耐久のワックスを使用することで塗布回数の削減に繋がります。
また、このワックスは速乾性にも優れ、塗布後1分~2分で乾燥し、歩行が可能です。

さらにこの表面は汚れにくく、今までよりも手間のかからない被膜なので、年間を通じて省力化しつつも、高品質の維持管理が可能になります。